ご利用者の声

全棟制振ダンパーの木造アパートで災害に強い街づくりを目指す『ユナイト社』

ユナイト様昭和58年に設立された株式会社ユナイト様(以下、ユナイト様)
東横線白楽駅から徒歩5分。
不動産の仲介業をメインに横浜市で幅広く事業展開されています。

現在、ユナイト様は不動産仲介業以外に、自社で収益不動産を設計・施工し、不動産投資家様向けに販売までを行っています。
そんなユナイト様が収益不動産に「なぜ、『制振装置ウィンダンパー』を採用したのか?」
その謎を山田社長に取材してきました。


Q. 御社の収益不動産の特長をお聞かせください。
当社は、木造アパートに特化した収益不動産の設計・施工・販売を行っております。
当社の収益不動産は、地震に強く、火災に強い(防火地域対応)木造アパートです。


Q. 木造にこだわる何か理由がありますか?
日本の高温多湿な環境には、調湿性の高い木造建築が合っています。また、日本には地震が多い。法隆寺の五重塔をご存知でしょうか?
1000年以上前の木造建築でありながら幾多の地震に耐えて残っております。
木造建築は、柱や筋交いなどで地震に強い設計が可能です。
そして、何より木造建築はローコストで維持管理し安いのがメリットです。(最近は、材料費が高騰してきていますが・・・)
私たちのビジネスは「収益性」を外すことはできませんので、コストを抑えて質の良いものを提供するには、木造アパートが最適だと思います。


Q. 山田社長の商品に対するこだわりは何ですか?
当社の商品は、収益不動産でありますが、何よりその木造アパートに住む人の「安全」「安定」「安心」を重要視しています。
「家は住む人の「安全」「安定」「安心」を守らなければならい!」という信念のもと、自然災害から住む人を守る機能性を向上しています。


Q. 機能性とは具体的に何ですか?
例えば、耐震です。
2011年の東日本大震災がありましたが、関東でも今後30年以内に大震災が起きる確率が高まっていると政府から発表されています。
住む人の安心・安全で一番大切なのは、地震が来たら揺れを抑える家だと考えています。
単純な耐震だと建物が強くなるだけで、揺れはそのままやってきます。本棚や食器棚が倒れて下敷きになる可能性もあります。
当社では、「制振」という揺れを低減する機能を全棟につけて、住む人の安心・安定・安全を確保すべく努力しています。


Q. どのように制振を実現していますか?
どのように制振を実現していますか?プロジット社のウィンダンパーというオイルダンパーを全木造アパートに設置して揺れを低減しています。


Q. なぜ、ウィンダンパーを選んだのですか?
「制振装置」というものがあるのは、かなり前から知っていました。
しかし、制振装置の主流は「ゴムダンパー」でした。ゴム系の制振装置ですと構造用合板が傷み始める0.47度の傾きの手前から揺れを低減する効果を発揮するのが難しく、「わずかな揺れでも効果を発揮するダンパーな無いのか?」と探し回っていました。
そんな時、ある人が「オイルダンパーというものがあるよ」と教えてくれました。このオイルダンパーだと0.1度のわずかな揺れでも制振効果を発揮します。


Q. ウィンダンパーはどうですか?
まだ、地震が無いので何とも言えませんが、実は、建築中に大きな車が通ると「ぜんぜん、揺れない」と工事をしている職人さんから話を聞いたことがあります。
ちょっと大きな道にダンプなどの大型車が走ると家が揺れたりしますが、ウィンダンパーがついているとその揺れを感じなかったと職人さんが言っているのです。


Q. プロジット社製のオイルダンパーを採用した理由は?
実は台湾製のオイルダンパーの情報もありました。
しかし、このような商品は、品質・性能が第一。万が一の時に効果を発揮するものなので、台湾製のコストの安いオイルダンパーもあったのですが、国産にこだわりプロジット社製のオイルダンパーを採用しました。


Q. プロジット社に一言
木造アパートを提供しているわが社は、住む人の「安心」「安定」「安全」を追求した収益不動産が最終的に差別化につながると考えています。
日本は地震が多い国。
その地震に対して「揺れを減らす」効果を、国産のオイルダンパーで提供してくれる太田社長に、ますますの技術開発で性能を強化して、それをみんなが手に入る価格で提供してくれることを切に願っています!